気になる油汚れポイントのお掃除(キッチン壁面タイル編)

見落としがちな頑固な油汚れをチェックします!

 

 

お掃除業界30年、”狙った汚れは逃さない”正真正銘『掃除のプロ』、やまヒロです!

 

今回は、ワンポイントお掃除テクニック講座と題しまして、気になる部分の汚れ落としテクニックをピンポイントでご紹介します。

 

今話で取り上げるのは、「キッチンの壁面タイル」の汚れ落としです。

 

シンク周りのお掃除は別話でお話ししましたので、そちらも併せてご覧下さい。

 

シンク周りのお掃除はこちら!

 

何故、壁面タイルをお掃除するの?

 

ご家庭の水周りの中でも、キッチンはイチ二を争う汚れポイントです。

 

その中でもコンロやIHクッキングヒーターの周辺には、食材を煮たり焼いたり炒めたりした際に飛び跳ねた油や汁が固まり、とても厄介な汚れが付着します。

 

そもそも油は、熱した状態だとサラッとしていますが、冷めた状態で放置すると、とてつもなく強固な塊となるので、落とすのも一苦労です。

 

そんな頑固なキッチンタイルの油汚れを簡単綺麗に落とすテクニックをご紹介します。

 

今回の作業で使用する道具はこちら

 

● 洗剤を入れるスプレー

● スポンジ

● プラスチック製ヘラ

● ブラシ(歯ブラシで十分です。)

● タオル(2~3枚)

● アルカリ性洗剤

● ゴム手袋

 

 

☛使用洗剤ワンポイント☚

※弱アルカリ洗剤は原液で、強アルカリ洗剤は5倍に希釈して使用します。

※強アルカリ洗剤は、汚れに応じて5倍~20倍に希釈して使えるので経済的ですよ。

※ぬるま湯で希釈すると、より洗浄力が高まります。

 

大まかな作業の流れをご説明します。

 

● コビリ付いた油の塊をプラスチック製のへらなどで削り落とします。

● タイル面全体に アルカリ洗剤をたっぷりと吹き付けて、スポンジなどで洗剤をムラなく塗り広げます。

● 10分程度放置すると油汚れが浮かびあがってくるので、スポンジなどで擦って油汚れを落とします。

● ある程度汚れが落ちたら、一度タオルで洗剤分を拭き取ります。

● 再度綺麗な洗剤をタイル面に塗り広げます。

● ハンドブラシを使ってタイルの目地をブラッシングして目詰まりしている汚れを搔き出します。

● 仕上げは綺麗なタオルで拭き上げれば作業完了です。

 

ビフォーアフターがこちら!

 

カチカチ油汚れが…
スッキリピカピカ!

 

作業手順をご説明します。

 

① 油汚れの厚みにもよりますが、直接洗剤を塗ってもなかなか浸透しないので、タイル面を傷付けない材質のヘラを使って、ある程度油の塊を削り落とします。

 

タイル面に密着させて固まった油を削ります。

 

② 油の塊をある程度削り落としたら、スポンジを使って洗剤を塗っていきます。

 

タップリ洗剤を吹き付けます。

 

③ 洗剤を塗ったら10分程度放置します。

 

④ ある程度油成分が溶けてきたら、更に洗剤を含んだスポンジでタイル面を擦ります。

 

洗剤を塗り広げながら擦ります。

 

⑤ タイル面の汚れがある程度落ちたら、一度汚れた洗剤分を拭き取り、再度綺麗な洗剤を塗布します。

 

☛要注意ワンポイント☚

※汚れた洗剤でタイルの目地を擦ると、逆に目地に汚れが染み込んで、逆効果になる事があります。

 

⑥ 目地に残っている汚れをハンドブラシ(歯ブラシで大丈夫です。)で、ブラッシングします。

 

シャッシャッ

 

⑦ ある程度汚れが落ちたら、スポンジでぬるま湯を塗りながら、タイル面全体を濯いでいきます。

 

洗い流すように擦ります。

 

⑧ 汚れが完全に落ちた事を確認したら、仕上げに綺麗なタオルで、タイル面全体を拭き上げます。

 

フキフキ

 

※荒拭き、仕上げ拭きの2度拭きが基本ですが、必要に応じて拭き上げ回数は調整して下さい。

 

⑨ 同じ手順でタイル周辺のステンレス面も磨いてあげれば、あら綺麗!

 

こんなにも違います!
新品に生まれ変わりました。

 

これであなたのキッチンの壁面タイルはピッカピカ!!

 

さて今回の作業で係った時間は?

 

● タイル面のこびり付いた油の塊を削る… 5分

● 洗剤を全体に塗布する(10分放置時間含む)… 15分

● スポンジで全体を磨く… 5分

● 汚れた洗剤を拭き上げて綺麗な洗剤を塗布する… 10分

● タイル目地をブラッシングする… 5分

● スポンジで全体を濯いで綺麗なタオルで拭き上げる… 5分

● 手直し・仕上げ拭き… 5分

 

合計で、なんとか50分で終了しました。

今回は漬け置き時間の10分を含みますので、実質作業時間は40分です。

跳ねた油汚れが広範囲に亘っていた為、意外と大変な作業になりました。

 

 

 

※今回ご紹介した手順で十分な仕上がりにならない場合は、プロの業者さんにご依頼する事をお薦めします。

 

ガンコな汚れから手間のかかるお掃除までおそうじ革命におまかせ



自分のこだわりに合ったハウスクリーニングのプロを 探したい方におすすめ!【生活手帖】

 

 

★まとめ★★

 

今回は、ワンポイントお掃除テクニック講座と題しまして、気になる部分の汚れ落としテクニックをピンポイントでご紹介しました。

今話で取り上げるのは、キッチンの壁面タイルの汚れ落としです。

 

そもそも油は、熱した状態だとサラッとしていますが、冷めた状態で放置すると、とてつもなく強固な塊となるので、落とすのも一苦労です。

そんな頑固なキッチンタイルの油汚れを簡単綺麗に落とすテクニックをご紹介しました。

 

作業手順をご説明します。

 

① 油汚れの厚みにもよりますが、直接洗剤を塗ってもなかなか浸透しないので、タイル面を傷付けない材質のヘラを使って、ある程度油の塊を削り落とします。

② 油の塊をある程度削り落としたら、スポンジを使って洗剤を塗っていきます。

③ 洗剤を塗ったら10分程度放置します。

④ ある程度油成分が溶けてきたら、更に洗剤を含んだスポンジでタイル面を擦ります。

⑤ タイル面の汚れがある程度落ちたら、一度汚れた洗剤分を拭き取り、再度綺麗な洗剤を塗布します。

⑥ 目地に残っている汚れをハンドブラシ(歯ブラシで大丈夫です。)で、ブラッシングします。

⑦ ある程度汚れが落ちたら、スポンジでぬるま湯を塗りながら、タイル面全体を濯いでいきます。

⑧ 汚れが完全に落ちた事を確認したら、仕上げに綺麗なタオルで、タイル面全体を拭き上げます。

⑨ 同じ手順でタイル周辺のステンレス面も磨いてあげれば、あら綺麗!

 

 

 

以上、奥様でもお手軽お掃除テクニック講座でした!!

シーユー・アゲイン!