バスルームのお掃除(激汚れ浴槽編)
日々の疲れを癒してくれる「お風呂」の裏側に潜む激汚れを徹底的に洗浄!
お掃除業界30年、”狙った汚れは逃さない”正真正銘『掃除のプロ』、やまヒロです!
長かった梅雨も明けて、夏本番となり暑い日々が続いていますね。
これだけ暑いと浴槽に浸かるよりも、シャワーで汗を流すという方が多いと思います。
ただ、たとえシャワーだけでも体の老廃物や油脂・石鹸カスなどは、流れ落ちます。
それらの汚れ成分が蓄積すると湯垢となり、そのまま放置していると固着して、簡単には落とせない状態になります。
今回はワンランク上のお掃除テクニックをご紹介します。
以前、基本的なお風呂のお掃除テクニック(マニュアル編)をご紹介しましたが、今回は更に掘り下げて、ビックリするほど汚れているお風呂のお掃除テクニック(実践編)をお届けします(^。^)
一般的にお風呂の汚れは、人体の老廃物と石鹸カスが結合して湯垢となります。
湯垢の成分は弱酸性なので、お掃除するのに効果的なのは「アルカリ性洗剤」です。今回は検証実験として、市販されている弱アルカリ性洗剤(バスタブクレンジング)を使ってみました。
さすがに”こすらずに”とは行きませんでしたが、想像以上の洗浄力でしたね。ただ頑固な汚れは強アルカリ洗剤(ブレークアップ)の洗浄力を借りないと厳しいですね。
また今回モニタリングするお風呂は、浴槽の裏側を隠す為のカバー(通称:エプロン)が取り外し出来るタイプなので、普段は見る事が出来ないドロドロ汚れを綺麗に落とす作業工程もご覧頂きましょう。
☛重要ワンポイント☚
※エプロン内部は湯泥が溜まりやすく、悪臭の原因にもなるので定期的なお掃除をお薦めします。
こちらの動画も是非ご覧くださいね💗
今回の作業で用意する物はこちら
● スポンジ
● ブラシ(歯ブラシでもOK)
● 洗車ブラシ
● プラスチック製ヘラ
● タオル(2~3枚)
● ゴム手袋
● スプレー(洗剤詰め替え用)
● アルカリ洗剤
● カビ除去剤(漂白剤でもOKです。)
● お風呂掃除用ブーツ
大まかな作業の流れをご説明します。
● 取り外せる部品は全て取り外します。
● ヘラを使って、浴槽周りや排水口周りに絡み付いている、髪の毛や湯泥を出来る限り掻き取ります。
● 荒掃除が終わったら、エプロン、浴槽周り、排水口周りにタップリとアルカリ性洗剤を吹き付けます。
● 10分程度放置したら、洗車ブラシやスポンジなどを使ってある程度汚れを擦り落とします。
● 汚れをチェックしながら、シャワーで洗い流して行きます。
● 浴槽周りの洗浄が終わったら、扉周りや床面、壁面も洗浄して行きます。
● カビている部分に、ハイターかカビ取り剤をタップリ吹き付けます。
● 30分程度放置したら、シャワーで全体をよく洗い流します。
● 最後に取り外した部品を元通りに取り付ければ作業終了となります。
ビフォーアフターがこちら!
その作業手順は…
① まずエプロン(浴槽の前面パネル)を取り外します。
② 続いて排水口の部品を全て取り外します。
③ 次にヘラなどを使って、浴槽周りや排水口周りに絡み付いている、髪の毛や湯泥を出来る限り掻き取ります。
④ 荒掃除が終わったら、エプロン、浴槽周り、排水口周りにタップリとアルカリ性洗剤を吹き付けます。
⑤ 10分程度放置したら、洗車ブラシなどを使ってある程度汚れを擦り落とします。
⑥ 汚れが落ちていない部分に再度アルカリ性洗剤を吹き付けます。今度はスポンジを併用して、出来る限り汚れを落とします。
⑦ 仕上げにシャワーで磨いた部分を濯ぎます。そして残っている汚れをチェックしながら、シャワーで洗い流して行きます。
☛見落としがちワンポイント☚
※洗い流す際に、浴槽の下も出来る限りシャワーを高圧状態にしてよく洗浄して下さい。(髪の毛などが残っている可能性があります。)
⑧ 一番厄介な浴槽周りが終わったら、扉周りや床面、壁面も洗浄して行きます。
扉枠(レール)
床面
浴槽周り
エプロン
⑨ 一通り洗浄作業が終わったら、カビている部分に、漂白剤かカビ取り剤をタップリ吹き付けます。
☛危険回避ワンポイント☚
※カビ取りの際は、有毒ガスが発生するので、マスクをしてよく換気して下さい。
⑩ 30分程度放置したら、シャワーで全体をよく洗い流せばOKです。
⑪ あとは排水口の部品と浴槽のエプロンを、元通りに取り付ければ作業終了となります。
これであなたのお風呂はピッカピカ!!
さて今回の作業で係った時間は?
● 部品の取り外し… 5分
● 浴槽・排水口の荒掃除… 10分
● 浴槽・排水口のブラシ洗浄(10分放置含む)… 25分
● 浴槽・排水口のシャワー洗浄・手直し… 20分
● 壁・床・扉周りの洗浄… 30分
● カビ取り作業・洗浄(30分放置含む)… 40分
● 部品取り付け・片付け… 5分
合計で、2時間15分で終了しました。
今回は2度にわたる漬け置き時間が合計で40分係りましたので、実質的な作業時間は1時間35分となります。
時間から判断しても、お風呂のお掃除は水回りの中でもかなり難易度が高いエリアです。
女性一人で作業するには厳しいかも知れませんね。
そうは言っても、お風呂の掃除って自分でやるのは結構大変ですよね。
また、ヘドロの処理が気持ち悪くて、なかなか手が付けられない。
あとは、お仕事や家事などで忙しくて作業の時間が取れない…。
そんな時は、業者に頼むのが確実です。
以下の業者さんで、お風呂のお掃除をお願いできるので、是非使ってみて下さい。プロもお薦めする業者さんです。
ちなみに、お風呂掃除を注文したい場合は汚れの状況をチェックして下さい。(写真付きで)
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★まとめ★★
一般的にお風呂の汚れは、人体の老廃物と石鹸カスが結合して湯垢となります。
湯垢の成分は弱酸性なので、お掃除するのに効果的なのは「アルカリ性洗剤」です。今回は検証実験として、市販されている弱アルカリ性洗剤(バスタブクレンジング)を使ってみました。
さすがに”こすらずに”とは行きませんでしたが、想像以上の洗浄力でしたね。ただ頑固な汚れは強アルカリ洗剤(ブレークアップ)の洗浄力を借りないと厳しいですね。
また今回モニタリングするお風呂は、浴槽の裏側を隠す為のカバー(通称:エプロン)が取り外し出来るタイプなので、普段は見る事が出来ないドロドロ汚れを綺麗に落とす作業工程をご覧頂きましょう。
☛重要ワンポイント☚
※エプロン内部は湯泥が溜まりやすく、悪臭の原因にもなるので定期的なお掃除をお薦めします。
その作業手順は…
① まずエプロン(浴槽の前面パネル)を取り外します。
② 続いて排水口の部品を全て取り外します。
③ 次にヘラなどを使って、浴槽周りや排水口周りに絡み付いている、髪の毛や湯泥を出来る限り掻き取ります。
④ 荒掃除が終わったら、エプロン、浴槽周り、排水口周りにタップリとアルカリ性洗剤を吹き付けます。
⑤ 10分程度放置したら、洗車ブラシなどを使ってある程度汚れを擦り落とします。
⑥ 汚れが落ちていない部分に再度アルカリ性洗剤を吹き付けます。今度はスポンジを併用して、出来る限り汚れを落とします。
⑦ 仕上げにシャワーで磨いた部分を濯ぎます。そして残っている汚れをチェックしながら、シャワーで洗い流して行きます。
⑧ 一番厄介な浴槽周りが終わったら、扉周りや床面、壁面も洗浄して行きます。
⑨ 一通り洗浄作業が終わったら、カビている部分に、漂白剤かカビ取り剤をタップリ吹き付けます。
⑩ 30分程度放置したら、シャワーで全体をよく洗い流せばOKです。
⑪ あとは排水口の部品と浴槽のエプロンを、元通りに取り付ければ作業終了となります。
これであなたのお風呂はピッカピカ!!
以上、奥様でも簡単、お掃除テクニック講座でした。
シーユー・アゲイン!