クッションフロア(ビニールシート床面)のお掃除

クッションフロアの汚れを効果的に落とし、美観を維持する方法とは?

 

 

 

お掃除業界30年、”狙った汚れは逃さない”正真正銘『掃除のプロ』、やまヒロです!

 

さあ、今日もお掃除テクニック講座が始まりますよ〜。

 

今回は床面のお掃除シリーズ・第2弾としまして、フローリング(木床)と共に人気を二分する「ビニールシート床面」についてお話しします。

 

床面のお掃除・第1弾(フローリング)はこちら!

床面のお掃除・第3弾(玄関タイル)はこちら!

 

ビニールシート床面には、クッションフロア、長尺塩ビシート、Pタイルなど様々な種類があります。

 

コルク柄もあります。
このような幾何学模様のクッションフロアもあります。
大理石風の床面もあります。

 

木目調のクッションフロアなどは、パッと見では本物のフローリング(木床)と見分けが付かない物もあります。

 

フローリング(木床)にしか見えませ~ん。

 

ビニールシート床面は何故人気があるの?

 

ビニールシート床面のメリットは、お掃除がしやすい点にあります。材質がビニールなので、水や油をこぼしても直ぐには吸い込まない為、拭き取りが楽です。

 

かたやフローリング(木床)は、水や油を直ぐ吸い込んでしまうので、メンテナンスは大変です。ただ木材の風合い、質感は木床の魅力でもあるので、廃れる事は絶対にありません。

 

ビニールシート床面の中でも人気があるのは、クッション性があり足への負担も軽いという特徴を持つ「クッションフロア」です。

 

一般的にクッションフロアは、トイレやお風呂の脱衣室に貼られています。特に脱衣室は裸足になる事が多いので、弾力のあるクッションフロアは最適だと言えます。

 

そんなクッションフロアも、お掃除をしないとご覧のように汚れてしまいます。

 

カッサカサで汚れがコビリ付いています…

さあ、そこでクッションフロアの汚れを落として、元通りの綺麗な状態に戻しましょう!

 

 

こちらの動画も是非ご覧くださいね💗

 

 

今回の作業で用意する物は?

 

● ハンドパッド(床面洗浄用)

● スポンジ

● 掃除機

● 糸モップ(洗剤拭き上げ用)

● 糸モップ(ワックス塗布用)

● タオル(2~3枚)

● バケツ

● 床面洗浄用中性洗剤

● ワックス(ビニール床面用)

● 扇風機

 

大まかな作業の流れをご説明します。

 

● 床面を洗浄する前に、掃除機である程度除塵します。

● 除塵が終わったら、床面を洗浄していきます。

● 床面がある程度乾いたら、ワックスを塗る準備をします。

● ワックスをモップによく馴染ませたら、手早く丁寧に塗っていきます。

● ワックスを塗り終わったら、あとは乾かすだけです。

 

ビフォーアフターはこちら。

 

ツヤも無く何となく薄汚いクッションフロアが…
ピッカピカで、一点の曇りもなし!

 

いよいよ作業手順を解説します。

 

① まず掃除機を使って除塵します。何故掃除機を使うのかと言うと、ホウキで掃くとホコリが舞い上がり、衛生的に良くなく他のエリアにホコリが拡散してしまいます。

 

 

意外とホコリが溜まっています。

 

② 除塵が終わったら、床面を洗浄していきます。クッションフロアはフローリング(木床)と違って、水分を吸い込まないので、洗剤をタップリ塗って漬け置きしても大丈夫です。

 

細かい汚れはスポンジで落とします。

 

③ 洗剤を塗りながら床面全体を擦っていきます。

 

全体はハンドパッドで擦っていきます。

 

④ クッションフロアの場合は、漬け置きした方が効果があるので、全体を擦り終わってから拭き上げて下さい。

 

糸モップで全体を拭き上げます。
細部の拭き上げはタオルで行います。

 

⑤ 拭き上げが終わったら、床面をある程度乾かします。

 

☛時短ワンポイント☚

※クッションフロアの場合は、フローリング(木床)のように完全乾燥させなくてもワックスの密着には影響はありません。

 

 

⑥ いよいよワックスを塗っていきます。クッションフロアの場合は、フローリング(木床)のように吸い込む心配は無いので、床面に適量のワックスを垂らしても全く問題ありません。

 

恐れずにドバドバ~ッと垂らします。

 

 

 

 

⑦ 垂らしたワックスをワックスモップに馴染ませます。

 

クルクルクル~ッ

※モップをクルクルクルと3回くらい回すと、程よくワックスが馴染みますよ。

 

⑧ クッションフロアの場合はワックスを縦横に交互に塗ると、隙間なく綺麗に仕上がります。

 

ヨコヨコ
タテタテ

※ワックスは乾きが早いので間を空けずに一気に塗っていきます。

※環境によってはワックスを塗って数秒で表面が硬化します。

 

☛超重要ワンポイント☚

※半乾きの状態で触るとカスレや手の跡が付いてしまうので、ワックスが完全に乾くまでは絶対に触らないで下さい。

 

 

⑨ あとはワックスを乾かせば、作業完了となります。

 

ブオオ~ッと扇風機を使うと時短になりますよ。

 

⑩ こんなに綺麗になり、さぞかしクッションフロアもお喜びでしょう💗

 

ピッカピカ~ッ!!

 

これであなたのクッションフロアはピッカピカ!!

 

さて今回の作業で係った時間は?

 

● 床面の除塵… 3分

● 床面洗浄・拭き上げ… 15分

● 床面を乾燥させる… 5分

● ワックスを塗布する… 10分

● 塗布したワックスを乾かす… 20分~30分

※乾燥時間は環境によって異なります。

 

合計で、53分~1時間3分で終了しました。

 

今回は作業の目安として、2㎡(畳1帖程度)で実践しました。

乾燥時間の30分~40分を含みますので、実質作業時間は約20分(23分)です。

ワックス塗布作業はスピードが命ですので、作業自体は短時間で集中して一気に仕上げます。

 

 

 

とは言え、ワックス掛けって自分でやるのは結構面倒ですよね。

また、ワックスのムラが出てしまって、失敗してしまった…とか。

 

あとは、なかなかワックス掛けに時間が取れないくらい忙しいという事も…。

 

そんな時は、業者に頼むのが確実です。

以下の業者さんで、ワックス掛け・床掃除をお願いできるので、是非使ってみて下さい。プロもお薦めする業者さんです。

 

ちなみに、ワックス掛けを注文したい場合は「プラン名」を注文して下さい。(写真付きで)

 

 

 

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★まとめ★★

 

今回は床面のお掃除・第2弾としまして、フローリング(木床)と共に人気を二分する「ビニールシート床面」についてお話ししました。

ビニールシート床面には、クッションフロア、長尺塩ビシート、Pタイルなど様々な種類があります。

ビニールシート床面の中でも人気があるのは、クッション性があり足への負担も軽いという特徴を持つ「クッションフロア」です。

そんな隠れた人気者、クッションフロアをスッキリ綺麗にしちゃいましょう!

 

さあその作業手順は?

① まず掃除機を使って除塵します。

② 除塵が終わったら、床面を洗浄していきます。クッションフロアはフローリング(木床)と違って、水分を吸い込まないので、洗剤をタップリ塗って漬け置きしても大丈夫です。

③ 洗剤を塗りながら床面全体を擦っていきます。

④ クッションフロアの場合は、漬け置きした方が効果があるので、全体を擦り終わってから拭き上げて下さい。

⑤ 拭き上げが終わったら、床面をある程度乾かします。

⑥ いよいよワックスを塗っていきます。クッションフロアの場合は、フローリング(木床)のように吸い込む心配は無いので、床面に適量のワックスを垂らしても全く問題ありません。

⑦ 垂らしたワックスをワックスモップに馴染ませます。

⑧ クッションフロアの場合はワックスを縦横に交互に塗ると、隙間なく綺麗に仕上がります。

⑨ あとはワックスを乾かせば、作業完了となります。

⑩ こんなに綺麗になり、さぞかしクッションフロアもお喜びでしょう💗

 

これであなたのクッションフロアはピッカピカ!

 

 

 

以上、奥様でも簡単、お掃除テクニック講座でした。

シーユー・アゲイン!