激しく汚れた床面のお掃除(防水塗装床面編)
床面の汚れ落としの手順とテクニックを判りやすく解説!
お掃除業界30年、“狙った汚れは逃さない”正真正銘『お掃除のプロ』、やまヒロです!
今回は趣向を変えて、プロがどの様にお掃除をしているのか、ご覧頂きましょう。
(意外と参考になりますよ。)
今回は防水塗装床面のお掃除テクニックをご紹介します。
![](https://i0.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/47ab9821e1c33b30034ea985bd076aef-e1552697637610.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
こちらは、某会社さまの倉庫内の一室です。見るからに黒ずんで汚い感じですね。この床面がこれからどうなるのか、ワクワクしませんか?
今回の作業に際して用意する物はこちら(参考まで)
● フロアポリッシャー(床洗浄機)
● ウェットバキューム(吸水用掃除機)
● パッドホルダー
● 糸モップ
● バケツ
● ホーキ、ちりとり
大まかな作業の流れをご説明します。
● 最初に大きなゴミや溜まったホコリをホウキで除塵します。
● フロアポリッシャーで床面を洗浄していきます。
● 機械が入らない隅や角の汚れを、床洗い専用のブラシで擦り落とします。
● 洗剤が乾かないうちに汚水を除去します。使用するのは吸水専用か、乾湿両用のバキューム(掃除機)です。
● 濡らして適度に絞ったモップを使って床面全体を拭いていきます。
● あとは乾かせば作業完了となります。
ビフォーアフターがこちら!
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![](https://i2.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/8a37cb3c5ccbef83d0d0bad269fdd913-e1552699835586.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
さて、作業手順ですが…
(その前に)
床面のお掃除をする上で一番重要なのは、床の材質を把握することです。何故かというと、材質に合わない超強力な洗剤を使うと、床材を傷めてしまうからです。
床面に限らず、洗剤・薬品を選ぶ際には対象物の材質をチェックして、安全かどうか確認してから作業を開始します。
今回ターゲットとなる床面は、エポキシ樹脂塗床といって、コンクリートの上に特殊な防水塗料を塗って仕上げた床面です。一般的には滑り止めの為に表面はザラザラした加工になっています。
いよいよ作業本番です。
① まず最初に大きなゴミや溜まったホコリをホウキで除塵します。
② 除塵が終わったら、次は「フロアポリッシャー」という床面を洗浄する専用の機械を使って、洗浄して行きます。画像のフロアポリッシャーはタンク付きなので、洗剤を撒きながら同時に洗浄も出来る優れものです。
![](https://i2.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/060d37d02f6c6771b96ae3ee5014f4b4-e1552698017430.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
※塗装床はあまり硬いブラシを使うと、塗装を傷めてしまうので、柔らかめのブラシを使います。
(フロアポリッシャーは床面を磨くヘッドの部分が、脱着出来る構造になっているので、用途に応じて適切なヘッドに交換出来るんです。)
☛時短ワンポイント☚
※床面洗浄に使う洗剤は、アルカリ性の万能洗剤です。希釈率を調整すれば、ほとんどの汚れに対応出来る優れものです。(床面洗浄の場合は50倍希釈が基本となります。)
③ フロアポリッシャー洗浄が終わったら、次は機械が入らない隅や角の汚れを、床洗い専用のブラシで擦り落とします。
![](https://i0.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/84c4096e1393d452ebb761215b8c7301-e1552698520462.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
④ 切れの良い所まで床面洗浄が終わったら、洗剤が乾かないうちに汚水を除去します。使用するのは吸水専用か、乾湿両用のバキューム(掃除機)です。
![](https://i2.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/60fa399ed515f9ccbccedd9735be1870-e1552698802192.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/f323be9f42e844ca0ae08166966fe1b2-e1552698888496.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
⑤ 汚水除去が終わったら、最後の仕上げに入ります。吸水しても洗剤分や水分が残るので、濡らして適度に絞ったモップを使って床面全体を拭いていきます。
![](https://i0.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/cc2134ce542f616741d5b0e410c6eb01-e1552699689315.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
⑥ 塗装床の場合は、基本的にはワックスは塗りませんので、あとは乾かせば作業完了となります。
![](https://i2.wp.com/yamahiro-hyper.com/wp-content/uploads/2019/03/8a37cb3c5ccbef83d0d0bad269fdd913-e1552699835586.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
これであなたの倉庫の床面は、ピッカピカ!!
この作業は専用の道具と技術が必要となりますので、プロの業者さんに依頼する事をお薦めします。
※今回の作業手順を参考にして業者さんを選定して下さいね!
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★まとめ★★
今回は趣向を変えて、プロがどの様にお掃除をしているのかをご覧頂きました。
そこで取り上げたテーマは防水塗装床面のお掃除テクニックです。
今話でターゲットとなる床面は、エポキシ樹脂塗床といって、コンクリートの上に特殊な防水塗料を塗って仕上げた床面です。
【いよいよ作業本番です。】
床面のお掃除をする上で一番重要なのは、床の材質を把握することです。何故かというと、材質に合わない超強力な洗剤を使うと、床材を傷めてしまうからです。
① まず最初に大きなゴミや溜まったホコリをホウキで除塵します。
② 除塵が終わったら、次は「ポリッシャー」という床面を洗浄する専用の機械を使って、洗浄して行きます。
③ ポリッシャー洗浄が終わったら、次は機械が入らない隅や角の汚れを、床洗い専用のブラシで擦り落とします。
④ 切れの良い所まで床面洗浄が終わったら、洗剤が乾かないうちに汚水を除去します。使用するのは吸水専用か、乾湿両用のバキューム(掃除機)です。
⑤ 汚水除去が終わったら、最後の仕上げに入ります。吸水しても洗剤分や水分が残るので、濡らして適度に絞ったモップを使って床面全体を拭いていきます。
⑥ 塗装床の場合は、基本的にはワックスは塗りませんので、あとは乾かせば作業完了となります。
これであなたの倉庫の床面は、ピッカピカ!!
以上、奥様でも簡単、お掃除テクニック講座・特別編(塗装床面洗浄)でした。
シーユー・アゲイン!