照明器具のお掃除

照明器具を簡単・安全にお掃除する裏ワザとは?

 

 

お掃除業界30年、”狙った汚れは逃さない”正真正銘『掃除のプロ』、やまヒロです!

 

今回は、人間が生活する上で無くてはならない「照明器具」についてお話しします。

もし照明が無ければ、日が暮れると共に何も見えなくなり、ただ寝るだけの原始的な生活しか出来ません。

(ちょっとオーバーですか?)

 

照明器具の種類は?

 

一概に照明器具といっても、設置場所や用途によって、サイズ、形状が違います。

 

一般的なマンションの間取りで想定しますと、2LDKが多いでしょうか?

リビング、キッチン、和室、洗面、トイレ、玄関などで構成されています。

 

近年は、玄関・廊下に主に取り付けられる「ダウンライト」や天井に直接取り付ける「シーリングライト」が主流ですが、古風な形状ながら日本人には欠かせない「和風ペンダントライト」も忘れてはいけません。

 

その他では、バスルームに取り付けられる「浴室灯」、キッチンの「キッチン灯」、洗面所の「洗面ライト」 などです。

 

そこで今回は、「ダウンライト」「シーリングライト」「和風ペンダントライト」の3機種に絞って奥さまでも簡単に出来る、お掃除テクニックをご紹介します。

 

 

ダウンライトに
シーリングライト…
そして和風ペンダントライト

 

※その他にも様々なタイプがありますが、充分応用できますのでご安心ください。

 

今回の作業に際して用意する物はこちら

 

● 脚立もしくは踏台

● スポンジ

● マイナスドライバー(割りばしでもOK)

● タオル(4~5枚)

● アルカリ性洗剤

● 中性洗剤

● ブルーシート

● ゴム手袋

 

大まかな作業の流れをご説明します。

 

● カバーを取り外します。

● カバーの内側や、ペンダントライトの上面のホコリや虫の死骸などを掃除機で吸い取ります。

● カバーの内側は、中性洗剤拭き+水拭き+乾拭きします。

● カバーの外面は、結構汚れているのでアルカリ洗剤を使います。

● スポンジによく洗剤を馴染ませたら、汚れた箇所に軽く擦りながら洗剤をムラなく塗ります。

● 乾かないうちに二度水拭きして、洗剤分を完全に除去します。

● あとは綺麗になったカバーを取り付けるだけです。

 

ビフォーアフターがこちら!

 

こんなにホコリで真っ白だったのに…
スッキリ奇麗になりました!

 

さて、作業手順ですが

 

① まずカバーを取り外します。

 

スプリング式なので落下に注意して下さい。
カバーの落下・破損に注意して下さい。
コンセントはボタンを押してねじれば外せます。

 

※機種によっては特殊なタイプの止め具があるので、カバーの着脱は慎重に行って下さい。

※この作業は踏み台を使用する為、女性には危険ですので、ご主人など男性に手伝ってもらう事をお薦めします。

 

② カバーの内側や、ペンダントライトの上面には、ホコリや虫の死骸などが溜まり易いので、掃除機で除塵します。

 

☛時短ワンポイント☚

※除塵の際、掃除機に標準装備されている丸ブラシを使うと効率的にホコリを取り除けますよ。

 

 

意外と虫の死骸が溜まっています。
アクリル製カバーは傷が付きやすいので慎重に。
結構ホコリも積もっています。

 

③ カバーの内側は基本的に密閉されているので、中性洗剤拭き+水拭き+乾拭きで大丈夫です。

 

フキフキ
ナデナデ
奇麗にな~れ!

 

④ 問題は外側です。特にキッチンの照明器具は、湯気や油分による汚れがメインなので、水拭きだけでは綺麗になりません。アルカリ性の洗剤を使います。

 

 

 

⑤ まずスポンジに洗剤を吹き付けます。スポンジによく洗剤を馴染ませたら、汚れた箇所に軽く擦りながら、洗剤をムラなく塗ります。

 

シュシュッ
モミモミ
キュキュッ

 

⑥ すぐに汚れは浮き上がってくるので、一度水拭きします。乾かないうちにもう一度水拭きして、洗剤分を完全に除去します。

 

拭き
拭きふき
拭きふきフキ

※洗剤分が残ると、変色や変形の原因になりますので、お気を付けください。

 

グリグリ

 

☛時短ワンポイント☚

※細かい箇所はドライバーなどを使うとスッキリ綺麗になりますよ! (ドライバーが無ければ割りばしでも代用できます。)

 

 

さあ、あとは綺麗になったカバーを取り付けるだけです。

 

ピカッ
ピカピカッ
ホコリも無し!

 

昔のカバーはガラス製が多く、よく手を滑らせて割ったものですが、現在は軽くて丈夫なアクリル製がメインですので、メンテナンスも楽になりました。

 

そうは言っても、高所から落としたら流石に割れてしまいます。くれぐれもカバーの取り外し・取り付けは慎重に行いましょう。

 

カバーはスッキリ綺麗!明るさも倍増!これで家族の団欒も快適!これであなたの照明器具はピッカピカ!!

 

 

さて今回の作業で係った時間は?(3機種合計)

 

● 取り外し、取り付け… 5分

● カバーの除塵… 15分

● カバーの洗浄拭き上げ… 15分

● 片付けなど… 5分

 

合計で、なんと40分で終了しました。

今回は「ダウンライト」「シーリングライト」「和風ペンダントライト」の3機種をお掃除したトータルの時間で検証しました。

メーカーや機種によっては多少作業の難易度が違いますが、一つの基準としてご判断ください。

 

 

 

※今回ご紹介した手順で十分な仕上がりにならない場合は、プロの業者さんにご依頼する事をお薦めします。

 

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★まとめ★★

 

今回は、人間が生活する上で無くてはならない「照明器具」のお掃除テクニックをご紹介します。

一概に照明器具といっても、設置場所や用途によって、サイズ、形状が違います。

そこで今話では、リビング・キッチン・和室・洗面・トイレ・玄関などで主に設置されている、照明器具にポイントを絞ってお話しします。

 

【さあ、その作業手順は】

 

① まずカバーを取り外します。

② カバーの内側や、ペンダントライトの上面には、ホコリや虫の死骸などが溜まり易いので、掃除機で除塵します。

③ カバーの内側は基本的に密閉されているので、水拭き+乾拭きで大丈夫です。

④ 問題は外側です。特にキッチンの照明器具は、湯気や油分による汚れがメインなので、水拭きだけでは綺麗になりません。アルカリ性の洗剤を使います。

⑤ まずスポンジに洗剤を吹き付けます。スポンジによく洗剤を馴染ませたら、汚れた箇所に軽く擦りながら、洗剤をムラなく塗ります。

⑥ すぐに汚れは浮き上がってくるので、一度水拭きします。乾かないうちにもう一度水拭きして、洗剤分を完全に除去します。

 

さあ、あとは綺麗になったカバーを取り付けるだけです。

 

これでカバーはスッキリ綺麗!明るさも倍増!!家族の団欒も快適!これであなたの照明器具はピッカピカ!!

 

 

 

 

 

以上、奥様でも簡単、お掃除テクニック講座でした。

シーユー・アゲイン!